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本校は、社会全体の変化に対して、自らの再構築を新たに決意し、社会のさまざまなことがらによって重層的に構築される生徒像に鑑み、以下の3項目を教育目標として定めます。
これは、建学の精神とそれに基づく校訓の具現化に向けた本校固有の目標であり、キリスト教精神による自立した人格の形成と、社会に貢献できる人材の育成のための目標であります。
1.共に励まし合う人(ENCOURAGE ONE
ANOTHER)
この目標は、「あなたがたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。(テサロニケの信徒への手紙
一 5章11節)」から導かれ、日々の学習やクラブ活動・進路指導などを通して獲得していく目標です。
21世紀は「知の時代」と言われています。教育の需要の拡大に伴い、個人に必要とされる学力はより高いものが求められ、自己形成や自己実現のために、上級学校への進学を志向する努力が本校にとっての課題であると考えます。
その一方で、個人主義の進展は、自己に対する否定的な感情やごく身近な人以外への無関心といった傾向を生み出しています。自己中心的な発想や言動がより強く見られるようになってきたのも今日の状況です。
そこで、他の人の人格を尊重することができ、かつ自己肯定が希薄にならないように、学校の中で共に学び、共に励まし合うことのできる人材の育成を目標としました。
2.社会に奉仕する人(SERVE THE WORLD)
この目標は、「奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい。(ローマの信徒への手紙12章7節a)」から導かれ、キリスト教教育や生活指導などを通して獲得していく目標です。
社会は、人々が寄り集まって生活している形態であり、私たちは、他の人の存在や人格を、共同社会を構成するメンバーとして、互いに認め合わなければなりません。人は社会的な存在であります。
「奉仕」は、校訓にも用いられている言葉であり、この校訓は、社会に貢献できる人材の育成を目標としているものです。奉仕をすることは、その精神に共感し、自由な意志に基づく行動を伴うことが大切であります。社会に目を向け、他者への配慮も含め、社会に奉仕できる人材の育成を目標としました。
3.平和を尊重する人(WORK FOR PEACE)
この目標は、「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。(マタイによる福音書5章9節)」から導かれ、課外教育や総合的な学習活動を通して獲得していく目標です。
20世紀は「戦争の世紀」と呼ばれました。しかし、21世紀になった今も私たちは戦争から自由ではありません。また、本校の位置する六浦校地で教育活動が行われるようになった契機も、三春台校地の戦災によるものでありました。私たちは、戦争によってもたらされた本校の出発点を想起し、平和の実現を目指し、21世紀の平和をつくりだす人材の育成を目標にしたいと考えます。
「平和」は、戦争に反対するという意味とともに、もっと身近な、人々が安全に暮らせることをも含めています。人々が安心して暮らすためには、信頼関係が必要です。そこで、平和のために働くことを目指し、信頼に基づく人間関係の構築を目標にしました。
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