私たちは今、社会の大きな変化のただ中にいます。社会構造の急激な変革は、生活領域のすみずみに及んでいます。この変革は、今まで私たちが共有していた常識、培われた人間観、当り前と思っていた価値観などをも変えてしまうほどの強さをもっています。とりわけ教育界に及ぼす影響は大きなものです。人々の教育への関心は高まり、社会の変化に伴う教育改革も重要な政治課題となっています。その内容に関しては、おかれている立場によって見解は異なりますが、教育が次世代を担う若者の育成に大きく携わっていることは間違いのない事実です。とりわけ私学は、自ら定めた教育の道を、確信をもって歩んでいかねばなりません。
本校では、キリスト教を基とする不変の建学の精神を持ち、校訓「人になれ 奉仕せよ」を有しています。これを礎に、設立以来から今日にいたるまで、多くの生徒を培ってきました。さらに、今日の社会的状況に鑑み、より具体的な教育目標を定め、目指すべき人物像を「共に励まし合う人」「社会に奉仕する人」「平和を尊重する人」としました。これらはすべて、本校の人間教育の根幹たる聖書の言葉から導かれ、長年の教育活動の中から生みだされた目標であり、理想とする生徒像、育成すべき人間像です。本校は「一人ひとりはかけがえのない存在である」ことに立脚し、新たな時代に即した教育体制を構築し、教育目標の実現に向けて教員一丸となって取り組みます。 |